ADHDの私が片付けられないを克服した方法!3つのポイント
注意力が散漫で、落ち着きがないため、ADHDには片づけられない人が多いのが事実です。
ADHDといっても個人差があるため、以下で紹介する方法がすべての人に効果があるとはいえませんが、ひとつの参考にはなるかと思います。
ADHDの私が片付けられないを克服した3つのポイント!
ポイントその1:一度に全部やろうとしない。
一度に家の全部の部屋を掃除しようとすると、絶対に最後まで集中力が持ちません。
まずはどこを掃除したいか、掃除してどう使いたいか、をリストアップし、優先順位を決めましょう。
具体的にメモに書き出すことで、掃除した後が明確にイメージできるようになります。
さらに最初から細かく整頓するのは無謀です。
まず、大きな段ボールやビニール袋を用意し、捨てるものを放り込んでいきます。
本当に判断がつかないものをとりあえず置いておける「とりあえずBOX」を作っておくのも有効です。
また、場所ではなく時間で区切るのも有効です。
たとえば、30分タイマーをかけて片づけて、タイマーが鳴ったら片付いてなくても終了します。
ただし、これを毎日の習慣にするようにしましょう。
ポイントその2:見える整頓を心がける。
ADHDは見えないとその物の存在を忘れてしまいます。
同じような品物をいくつも買ったことがありませんか。
こうなると、物が増えて部屋が散らかる要因になります。
整頓に使うケースには透明、半透明のものを使うようにしましょう。
ケースにラベルを張るのも整頓には効果的です。
ラベリングすることで、物の場所を明確にすることができます。
また、貴重品やよく使うものは、定位置を決めておきましょう。
たとえば、家や車のカギは玄関の靴箱の上、重要な書類は専用の書類ボックスを作って必ずそれに入れておく、などです。
▶︎ジャイアン・のび太からみるADHDの本質とは×××ではないか?
ポイントその3:ものを増やさない。
これは究極の整頓方法といえます。
そもそも物を増やさなければ、散らかることもありません。
買い置きはせずに今あるものを使い切ってから買う。
服を買うときは今あるものを処分してから買う。
こういったルールを明確に作ると、物を増やさずに暮らすことができます。
ポイントその2で示した見える整頓や物の定位置が決まっていると、自然と足りないものがわかるようになります。
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3つのポイントをいつも実行できるとは限らない
実践しやすい3つの方法も、実は、片付けられる日と片付けられない日があります。
ADHDの場合、その日の体調によって、できる事に波があります。
毎日、一定のレベルを保つのは、無理です。
それが、ADHDの困ったところです。
気分がいい日は、3つの方法を全て実行できます。
しかし、そうした日は、むしろ少数派。家にいる時は、寝ていたいのが本音という事が、少なくありません。
そんな日は、ごちゃごちゃの部屋が、どんなに気になっても、片付けられません。
▶︎ADHDの女性は感情の起伏が激しい?ヒステリーを起こしやすいのか?
体調の波をなくすのに役立つのがアスペルガーADHD発達障害改善マニュアル
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