ディスレクシアと言われる日本の有名人!
ディスレクシアって何?
ディスレクシアとは日本語で識字障害(難読症)と呼ばれる学習障害のひとつです。
知能や理解力には一切問題がありませんが、文字の読み書きに支障がある障害です。
たとえば、日常会話を話すには何の問題もありませんが、本を読むことができなかったり、文字を全く覚えられなかったりします。
海外では研究が進んでいますが、日本ではまだまだ一般的でなく、「海外留学ではじめてディスレクシアと診断された」という例も少なくありません。
理解が進んでいないため、幼少期に文字が覚えられずにいると「ふざけている」「怠けている」など、不当な扱いを受けることも多いです。
最近では、タブレット端末などを使って文字を読み上げたり、大きく表示させたりすることによって、学習を補うことができます。
また、センター試験などもこういった学習障害や発達障害を持った人には、受験時間を長く取るなどの対策が取られています。
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ディスレクシアの日本人
さて、海外ではトム・クルーズやオーランド・ブルームなどのハリウッド俳優が、自らディスレクシアであることを明かしており有名です。
しかし、前で述べたように日本ではまだまだ一般的に周知されておらず、大人になってもディスレクシアであるという自覚がない人が多いです。
ディスレクシアで一番有名なのは南雲明彦さんではないでしょうか。
ディスレクシアとしての自らの体験を講演会やテレビで積極的に発信し、この障害の周知に努めています。
もう一人、黒柳徹子さんがディスレクシアではないかと自身で判断しています。
はっきりとディスレクシアと診断されたわけではないようですが、台本を読んでもセリフが覚えられないなど、具体的なエピソードから判断してディスレクシアの可能性は高いでしょう。
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