統合失調症の原因分子を発見!

罹病率が高いにもかかわらず、

どのように病気になるのかが

ほとんど分かっていない統合失調症。

 

統合失調症の

発症メカニズムに迫る

研究成果が平成25年に発表されました。

 

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統合失調症の原因分子を発見!

 

研究に携わったのは、

横浜市立大学学術院医学群 山下直也助教と

五嶋良郎教授、

および、

藤田保健衛生大学宮川剛教授、

生理学研究所の高雄啓三准教授ら。

 

論文は平成25年12月27日付けで

『Frontiers in Behavioral Neuroscience』

オンライン掲載されました。

 

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この研究は、

一部の統合失調症患者において

「クリンプ1」というタンパク質が

うまく機能していない可能性があるという

近年の研究成果を受け、

実際に「クリンプ1」が

統合失調症の発症に

関与しているかどうかを明らかにしたものです。

 

「クリンプ1」は

正常な脳の発達に

重要な役割を果たすタンパク質です。

 

「クリンプ1」を発現できないと、

脳の発達は障害されます。

 

統合失調症の発症には

脳の発達障害が

関係していることが近年分かってきたことからも、

「クリンプ1」に着目した

この研究が行われたと言えます。

 

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驚愕反応抑制とは?

 

研究では「驚愕反応抑制の低下」に注目。

 

「驚愕反応抑制」とは、

強い音刺激を突然与えることで

生じる驚きの度合いが、

強い刺激の直前に弱い刺激を与えておくと

抑制されるという行動パターンです。

 

「クリンプ1」を

発現できないマウスでは

「驚愕反応抑制」が低下していました。

 

統合失調症患者と類似した行動異常が、

「クリンプ1」を

発現できないマウスには

認められたのです。

 

そこで、「クリンプ1」を

発現できないマウスに統合失調症薬の

「クロルプロマジン」

投与したところ、

症状が改善。

 

「クリンプ1」が

統合失調症発症に

実際に関与していることが

明らかにされました。

 

この研究成果は、

統合失調症の

新たな治療薬の開発につながると

期待されています。

 

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