子供のイライラや癇癪!それって発達障害かも?
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育てやすい、いい子だったのが、突然、扱いにくい子供に。
イヤイヤ期に、ママは振り回されます。
いったん、癇癪を起こすと、手がつけられない毎日。
「どの子もあること」と、過剰に心配せずに見守れば良いのか?「ちょっと、これは酷いのでは?」と、注意した方が良いのか?見分ける術は、あるのでしょうか?
癇癪は、自我が成長してきた証
癇癪は、子供が大きくなる過程で、経験する反応です。
「何々したい」という気持ちが、明瞭に自覚されるのが、自我の芽生えです。
はっきりとした要求が、満たされない状態への違和感が、癇癪を引き起こします。
思い通りに行かない不快感を、どう表現したら良いのか、幼い子供には、分かりません。
大人に、自分の気持ちを、言葉で訴えられないもどかしさが、癇癪という行動になります。
床にひっくり返る、喚く、物を投げる、物を壊すなど。
激しい行動は、不快感を、言葉で訴えられないことで、引き起こされます。
言葉で表現できるようになると、癇癪は収まっていく
癇癪は、自我が芽生え、自分の気持ちを言葉でうまく表現できない、成長段階の一時期に見られます。
早い子供で、1歳になる頃から。多くは、2歳くらいになると、癇癪が見られるようになります。
収まってくるのは、5歳くらい。
幼稚園の年長さんになる頃には、癇癪は徐々に収まります。
5歳くらいになると、子供は、自分の気持ちを、かなり言葉で表現できるようになります。
言葉の発達につれて、癇癪は、収まるのが普通です。
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→子供がアスペルガー症候群と診断!その時親はどう対応すべきか?
こんな場合は、発達障害の疑いがある⁉︎
5歳を過ぎても、癇癪が酷い場合、発達障害の疑いが生じます。
癇癪が1回につき、15分以上続く、1日に何回も癇癪を起こすという場合、発達障害が疑われます。
癇癪の時間や頻度だけでなく、癇癪を起こす原因にも、注意を払いましょう。
「変化や変更」が原因で、癇癪を起こすことが多い場合は、注意が必要です。
発達障害は、目立った言葉の遅れは、ありません。
語彙数は、比較的豊富です。
しかし、コミュニケーションの道具として、言葉を使えていない傾向があります。
自分の気持ちを訴えられないもどかしさを、発達障害の子供は、常に抱えています。
発達障害の子供は、変化や変更を、すんなり受け止められないのが、特徴です。
いつもと違うことへの不安が大きいのが、発達障害の子供です。
その不安を言葉でうまく表現できないため、発達障害の子供は、変化や変更が生じた時、小学校に上がっても、激しい癇癪を、たびたび起こします。
→思春期のアスペルガー症候群の特徴は?子供の成長で知っておきたいポイントは?
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