学習障害(LD)検査を行っている病院を探してみた!
全般的な知的発達に遅れは無いものの、
特定の能力に限って障害が認められる学習障害。
子供のうちに障害に気づいて
早期に支援を始めることが、
子供の能力を引き出すことにつながります。
学習障害の検査
読む、書く、計算する、話す、聞くといった能力のうち、
特定の能力に著しい不得意さがあるようだと
家庭で気づいた時には、
小児神経専門医のいる病院を受診しましょう。
ほとんどの小児科外来には
小児神経専門医がいますが、
不安ならば、児童相談所に問い合わせたり、
日本小児神経学会の
サイト(child-neuro-jp.org/visitor/sisetu2/sisetu.html)で
確認すると良いでしょう。
小児神経専門医は全国に約1000名います。
日本小児神経学会のサイトには、
小児神経専門医のいる病院や
施設が県別に掲載されています。
たいていのところは予約制なので、
予め電話で予約しましょう。
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受診すると、
まず問診が行われ、
どのようなことに日常困っているかを確認します。
次いで知力検査が行われます。
WISCや田中ビネー知能検査がよく用いられます。
知力検査で学習障害の可能性が高いと判断されると、
続いてPRSという検査が行われます。
PRSは、
聴力からの理解力、
記憶力、
話し言葉における表現力、
さらには社会的行動の能力などを
1つずつ診断していくテストです。
学習障害の有無を確定診断するのに役立つとされています。
加えて、
子供にある課題を与えて
解決方法を見るK-ABCというテストや、
子供にあることを伝えて
それを別の人にどのように伝えるかを見る
ITPAというテストをする場合もあります。
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