境界性人格障害の人(家族・職場・友人・彼女等)とはどう接したら良い?

「ボーダー」とも呼ばれる人格障害。

境界性人格障害は、近年急速に市民権を得ている人格障害の代表格です。

患者は、人口の約2%とされています。

患者は、80%が20代の女性と言われています。

家族が境界性人格障害だと分かった時、職場の同僚が境界性人格障害だと分かった時、どのように接したら良いでしょうか。

 

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最高と最低を往復する人たち

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境界性人格障害の特徴の一つは、極端な二極思考です。

最高か最低かの二つしか存在しません。

何もかもうまくいっているハッピーな状態か、何もかもがダメになった最低の状態か、その両極を行き来します。

0か100かのどちらかしか、境界性人格障害の人には存在しません。

人生は、完全に自分の思い通りになることもない代わりに、絶望しか存在しないということもありません。

どのような成功にも影がさしうるし、どのような絶望にも光が射し込むことがあるのが人生です。

どんな人にも欠点がある代わりに、欠点だけの人間もいません。

しかし、境界性人格障害の人は、仮初めの愛情でも注いでくれた人は、最高の人になり、熱狂して自分の全てをさらけ出し、一切を依存するようになります。

最高な状態が持続している間、要求はどんどんエスカレートしていきます。

 

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愛を確かめずにいられない人たち

依存した相手への要求は、どんどんエスカレートします。

自分を本当に見捨てることがないかを確かめずにいられないのが、境界性人格障害の人です。

相手が要求に応えられないことがあると、一挙にそれまでの好意が憎悪に転じます。

「自分はやはり見捨てられたのだ!」という思いから、衝動的に自ら命を絶つことも少なくありません。

たった1回の拒否が境界性人格障害の人を奈落の底に突き落とします。

それまでにたとえ100回支えてもらっていても、1回の拒否が、境界性人格障害の人にとっては致命傷になります。

相手にも相手の事情があるということが、境界性人格障害の人には理解できません。

それまでの行き交いが、連続したものとして認識されないところに、境界性人格障害の人の特徴と悲劇があります。

 

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冷静に一定の距離を保つ

境界性人格障害の人は、自分への同情に飢えています。

最初に同情的に接すると、急速に依存し、要求をエスカレートします。

そうした要求に応えられないと、激しく攻撃したり、自殺を図ったりします。

境界性人格障害の人の感情の渦に巻き込まれ、そこから離れようとすると、「結局、人は自分から離れていく」という病的な認識を強めることになってしまいます。

付かず離れず、一定の距離を保って接し続ける人が自分の身の回りにいるという感覚が、境界性人格障害の人を支えます。

熱心に支えることがなくても、自分を見捨てることなく、「気づくといつもそこにいた」というような存在が、最終的に境界性人格障害の人を支えます。

境界性人格障害の人の感情の渦に巻き込まないような冷静な対応をしつつ、知り合った時と変わらぬ対応をすること。

境界性人格障害の人は、時に自分をさらけ出しすぎることがあります。

そのような時には、一旦話を遮るくらいの冷静さを保ち、10年でも同じ対応を続けられると自信を持てるレベルで変わらずに接し続けることが大切です。

 

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