サヴァン症候群とアスペルガー症候群の違いや関係について!

サヴァン症候群とアスペルガー症候群。

近年、よく耳にするようになりました。

 

特定の分野で驚異的な知識量を示したり

通常の人には思いも寄らない能力を発揮すると、

「サヴァンでは?」「アスペだろう」

という具合に品定めされることが多いようです。

 

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天才の眩惑~サヴァン症候群とアスペルガー症候群への偏見~

驚異的な能力への賛嘆。

しかし、

その賛嘆には屈折した思いが潜んでいるようです。

 

「サヴァンでは?」「アスペだろう」と言う時、

賛嘆はその人の持つ驚異的な能力に対してのみ表されており、

全人的な捉え方をしての評ではありません。

 

隣人として付き合いたい人ではない。

自分の日常には入ってきて欲しくない人。

 

しかし、驚くような能力には一目置かざるを得ないし、

離れたところから、

キャラクターを消費するにはちょうど良い対象である。

 

サヴァン症候群の人や

アスペルガー症候群の人に対する現在の世間の距離感の持ち方には、

そうした傾向が見てとれます。

 

Mental Health Symbol

サヴァン症候群もアスペルガー症候群も自閉症の1類型です。

対人関係に困難さを抱えています。

そのことと表裏一体を成すかのように特定の分野に強いこだわりを見せます。

 

その結果、

アスペルガー症候群の人は、

膨大な量の情報を記憶することがあります。

 

ただし、強い関心を抱くからこそ覚えるのであって、

先天的に1度で記憶するというわけではありません。

サヴァン症候群の人が示す卓越した能力が天賦の才能であるのとは異なります。

 

サヴァン症候群とアスペルガー症候群では、

知的障害を伴うか否かに大きな違いがあると言えそうです。

 

知的障害を伴うのがサヴァン症候群、

伴わないのがアスペルガー症候群です。

 

自閉症と診断されるケースの半数以上はアスペルガー症候群だとの報告もあります。

 

それに対して、

サヴァン症候群は自閉症患者の10人に1人、

脳損傷患者あるいは知的障害者の2000人に1人の割合とされています。

知的障害を伴わないアスペルガー症候群は、

自閉症患者と気付かれないことが多いと言われています。

 

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サヴァン症候群と天才

サヴァン症候群については、

脳の画像診断法の進歩によって、

疾病の全貌が次第に明らかになってきました。

 

サヴァン症候群は、

長い間、

大脳の左半球損傷説が唱えられてきましたが、

画像研究の結果はその説を裏付けています。

 

脳損傷の代償としての特化した能力。
ただし、

サヴァン症候群と言われながら

知的障害を伴うとは見なされないケースもあります。

イギリス人のダニエル・タメットさん。

 

暗算や暗記、

語学の習得に関して驚異的な能力を発揮する

サヴァン症候群患者としてテレビでも取り上げられました。

 

タメットさんを主人公としたドキュメンタリー

「ブレインマン」は、

世界40カ国以上で放送され、

大きな反響を呼んだこともあります。

 

まだまだ解明されていないサヴァン症候群とアスペルガー症候群。

「天才」ともてはやされることが多い両障害。

 

しかし、「天才」という言葉に眩惑されず、

障害を抱える人の困難さをも受け入れるようにしたいものです。

 

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