アスペルガー症候群!子供や幼児の顔の特徴と対応について!
アスペルガー症候群が話題にのぼることが多くなりました。
「うちの子はアスペルガー症候群ではないかしら?」と不安に感じる保護者も少なくないようです。
アスペルガー症候群とは広汎性発達障害
アスペルガー症候群の子供は知能や言葉の遅れなどが無いため、年齢が低いほど気づくのが難しい広汎性発達障害です。
そのために顔立ちから判断しようとすることもあるようです。
我が子の障害を早く把握しようとすることは大切ですが、アスペルガー症候群特有の顔立ちというのはありません。
そのようなことを断言口調で書いてあるサイトも見受けますが、アスペルガー症候群の子供も定型発達の子供と同様に両親の顔立ちを引き継いでいます。
冷静に対応してください。
アスペルガー症候群の子供に見られる4つのサイン
4歳くらいから学童期にかけてのアスペルガー症候群の子供には、集団から孤立する、周りの空気が読めない、不器用さが目立つ、興味を持ったことには驚くばかりの集中力を発揮するという4つの特徴が見られます。
子供が示すアスペルガー症候群のサインです。
最初にアスペルガー症候群の子供がぶつかる壁は友達関係です。
他人に関心が無いために遊びの輪に入ることができません。
自分が興味を持っている品物を友達が手にしていると、いきなり取り上げてしまい、乱暴者だと誤解され、一層孤立してしまうこともあります。
また、小学生くらいになると子供なりに「これは言わない方がいい」ということが分かってくるものですが、アスペルガー症候群の子供の場合には暗黙のルールが理解できないため、思ったままを口にして友達を傷つけてしまうこともあります。
親や周囲の大人が社会規範や暗黙のルールを丁寧に教えることが必要です。
一旦パターン化すると、アスペルガー症候群の子供の受け入れはスムーズです。
アスペルガー症候群の子供が日常生活でつまづく個々の事例に対してどう行動すると良いのかをパターン化して呈示してあげてください。
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→思春期のアスペルガー症候群の特徴は?子供の成長で知っておきたいポイントは?
友達関係で壁にぶつかるアスペルガー症候群!そもそも友達の顔を覚えてる?
アスペルガー症候群の子供は、友達関係で、壁にぶつかります。
友達が、なかなか出来ません。
そもそも、クラスメートの顔を、アスペルガー症候群の子供は、なかなか覚えられません。
人の顔を覚えるのが、アスペルガー症候群の子供は、苦手です。
アスペルガー症候群の子供は、1対1で話す時に、相手の顔を見ようとしません。
相手の顔つきから、定型発達の子供は、いろいろな事を読み取ります。
相手の意図、感情など。言葉にされない思いを、顔つきから感じ取ります。
アスペルガー症候群の子供は、相手の言った言葉が全てです。
言葉に表現されない思いを、アスペルガー症候群の子供は、受け止められません。
→アスペルガー症候群の人はコンプレックスを抱えやすい理由と対処法
アスペルガー症候群の顔つき!いつまでも童顔って言われるのは実は×××だから
アスペルガー症候群の子供は、言葉を文字通りに受け止めます。
文脈を読むという事が、アスペルガー症候群の子供には出来ません。
言葉にされない事は、大人になっても、分かりません。
アスペルガー症候群の顔つきについて、ネットでは、「大きくなっても童顔」という事が、しばしば言われます。
アスペルガー症候群の人は、子供っぽさを残します。
大人の駆け引きと無縁の世界に、アスペルガー症候群の人は、生き続けています。
子供も、小学校高学年になると、友達関係が複雑になり、言葉の駆け引きをします。
アスペルガー症候群の子供には、それが出来ません。
顔つきの幼さは、人間関係のシンプルさとつながっています。
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