アスペルガー症候群!大人の恋愛や付き合い方について!
アスペルガー症候群の人は子供時代に障害に気づかれずに大人になっていることも少なくありません。
小さい内から「変わった子供」と見られていても、それは個性の範囲内ととらえられ、家庭や学校でのセーフティネットによって守られていることが多いと言えます。
恋人がアスペルガー症候群だったら…
社会に出て一人で生活するようになって、主に対人関係の問題から周囲との隔たりが大きくなることが多いようです。
最近は職場でのアスペルガー症候群の人への支援は少しずつ始まってきました。
スケジュールを書き出して渡す、異動の無い部署に配置する、デスクの周りを衝立てで囲うというような配慮がなされるところも現れてきました。
恋人がアスペルガー症候群だった時にはどのような付き合い方をしたら良いのでしょうか?
アスペルガー症候群の特性に合わせた3つの心得を紹介します。
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アスペルガー症候群3つの心得
1.気持ちを汲み取ってもらうことを期待しないこと。
アスペルガー症候群の人が最も苦手とするのは、表情や身振り、行間から相手の気持ちを読むことです。
症状がかなり軽いアスペルガー症候群の人でも、気持ちを察するということはできません。
「親しい間柄になったのだから、これくらい察してよ!」と期待するのは諦めましょう。
2.否定的な言葉を口にしないようにしましょう。
アスペルガー症候群の人は、他人の気持ちや状況をうまく理解できない反面、他人が自分をどう思っているかについてはとても敏感です。
アスペルガー症候群の人は一見淡々としていますが、感情自体は複雑に発達しています。
表現が上手にできないのです。
感情のコントロールが難しいこともあります。
否定的な言葉には人一倍傷つきやすいと言えます。
3.待つのが苦手なので、デートに遅れたりしないようにしましょう。
状況の予期せぬ変化に対応するのが、アスペルガー症候群の人には困難です。
待つということは状況の大きな変化であり、気持ちを切り替えてその間を過ごすことが求められます。
そうした状況にアスペルガー症候群の人はうまく対応できません。
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ムカッと来ても抽象的な怒り方はしない
アスペルガー症候群の人は、恋愛中でも、しばしば相手を傷つけるような事を言ってしまいます。
本人は、相手を傷つけるつもりはありません。自分が思った事をストレートに言ったまでです。
ムカッと来たら、傷つけられた事実を指摘し、あなたがどう感じたかを、明確に言葉にして説明しましょう。
「どうして、いつもそうなの⁈」「分かりそうなものでしょ!そんな事言ったら、どう感じるか!」そうした抽象的な怒り方は、アスペルガー症候群の人には、無意味です。
何が悪かったのか、分かりません。
「自分は、人を傷つけてしまうダメな人間だ」と、自己評価を下げてしまうだけです。
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誰もが同じ感じ方をするわけではないと納得させる
アスペルガー症候群の人は、恋愛相手に自分の価値観を押し付ける事が少なくありません。
相手が、自分と違う事を考えていると、想像できないためです。
アスペルガー症候群の人は、自分と恋愛相手の気持ちが、常に一致するとは限らないという事実に、なかなか気づきません。
食い違いは、いちいち言葉で説明する必要があります。
あなたがどう感じているのか、どうして欲しいのか、しっかりと説明しましょう。
言葉で説明された事が、アスペルガー症候群の人の理解できる全てになります。
恋愛感情を抱いた相手も、例外ではありません。
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