アスベルガー症候群や発達障害は被害者意識が強い?

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発達障害は、一見して分かりにくい障害です。アスペルガー症候群では、学校の成績は、人並み以上に良いケースも多く、「障害」と結びつけて捉える人は、今日でも少ないのが、実情です。

理解されにくい障害ゆえ、二次的な問題が生じることが、しばしばあります。

うつ病や不安障害といった精神疾患に罹る以前に、被害者意識が強まることがあるようです。

 

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被害者意識が強まる3つの理由

発達障害者の中でも、「被害者意識が強いのでは?」と言われることが多いのが、アスペルガー症候群の人です。

アスペルガー症候群の疑いを持つ人と、どうしてもうまく付き合えない理由として、被害者意識が強いことをあげる定型発達の人は、稀ではありません。

アスペルガー症候群の人が、目につくほど被害者意識を募らせる理由として、次の3つの特性が、理由として考えられます。

1.空気が読めないから。

暗黙の了解、あうんの呼吸というのは、アスペルガー症候群の人が、最も困難とするものです。

しかし、子供でも、幼稚園の年長くらいになると、はっきりと言葉にされないものを理解して、自分の行動を決めるようになります。

特に、日本では、行間を読むコミュニケーションが、重視されています。

知的な遅れがないアスペルガー症候群の人に対しては、周囲も、空気を読んで行動することを期待します。

それができないために疎まれると、アスペルガー症候群の人は、「意地悪された」と感じます。

2.言葉を額面通りに受け取るから。

言われた通りの内容を、アスペルガー症候群の人は受け取ります。

皮肉、遠慮など、言葉にされたものの背景にある意図は、アスペルガー症候群の人には、理解できません。

そのため、相手が、言葉と異なる行動に移ると、「裏切られた」と感じます。

3.過去がすべてだから。

アスペルガー症候群の人は、想像力が乏しいという特徴があります。

想像力は、将来を考える能力でもあります。

アスペルガー症候群の人は、将来、状況が変化するということが、なかなか考えられません。

自分が経験した過去にとらわれる傾向が顕著です。

記憶力が良いため、昔、言われたりされたりしたことは、驚くほどよく覚えています。

特に嫌な思いをしたことは、何十年経っても、詳細に覚えており、その過去にしがみつくようにして、自分の行動を決めていきます。

一旦抱いた被害者意識は、緩和されることなく、強固なものになっていきます。

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論理的で丁寧な説明が効果を発揮する

被害者意識は、本人の人生の幅を狭め、周囲もギクシャクした関係に悩まされます。

アスペルガー症候群の人の被害者意識を緩和する方法は、ないのでしょうか?

アスペルガー症候群は、知的な遅れは伴いません。

記憶力は、むしろ優れているケースが多いようです。

論理性を重視します。このような特性に、解決の糸口はあります。

アスペルガー症候群の人が被害者意識を抱く出来事があった時、なぜ、食い違いが生じたのかを、しっかりと説明しましょう。

説明は、明確、かつ、論理的に。出来事の背景や、定型発達の人の捉え方、感じ方などを、詳細に言語化して伝えることが必要です。

「分かるだろう」と思って、はしょってはいけません。

分からないから、トラブルが生じ、なぜトラブルが生じたのかが理解できないために、被害者意識を抱いているからです。

アスペルガー症候群の人は、言われたことは、正確に理解します。

そして、一回言われたことは、しっかりと記憶します。

できれば、ハウツウ式に、どういったことが起こったら、どのように反応すると良いのかを伝えると、良いでしょう。

その理由をきちんと説明すると、自分の受け止め方と定型発達の人の反応は異なると理解します。

明瞭に理解したことは、アスペルガー症候群の人は、あくまで守ります。

成功体験の積み重ねが、アスペルガー症候群の人の被害者意識を和らげていきます。

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