ジャイアン・のび太からみるADHDの本質とは×××ではないか?

ジャイアンとのび太。藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』でお馴染みの2人です。

いじめっ子のジャイアンといじめられっ子ののび太。

一見対照的な2人が、実は同じ障害の異なる症状を体現しているのではないかと指摘したのは、精神科医の司馬理英子氏でした。

司馬医師が指摘した障害は、ADHD。

当時、まだ認知度が低かったADHDは、司馬医師の分かりやすい解説によって、認知度を高めていきました。

 

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のび太・ジャイアン症候群という造語の普及

doraemon
http://blog.livedoor.jp/doraemon_vs_suneo/archives/2077166.htmlより引用

司馬医師が最初に知見を公表したのは、『のび太・ジャイアン症候群 いじめっ子、いじめられっ子は同じ心の病が原因だった』です。

1997年に出版されたこの著書は、印象的なタイトルも相まって、非常に注目されました。

タイトルの「のび太・ジャイアン症候群」は、造語として普及。

雑誌や新聞などのマスコミでも頻繁に取り上げられ、ADHDの認知度向上に大きく貢献しました。

引っ込み思案で自信がなく、自己主張できない子供、のび太。

短気で怒りっぽく、乱暴者のジャイアン。

対照的な2人と捉えていた人々は、司馬医師の指摘によって、意外な共通項を2人に見出し、その共通項でADHDという障害を理解していくようになりました。

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のび太とジャイアンは漫画でどのように描かれているのか?

のび太は、授業中に居眠りしたり、ぼんやり空想にふけったりして、先生によく「コラ、のび太!」と叱られています。

勉強は苦手。

テストの成績は悪く、ビリから二番目。

意志が弱く、怠慢。些細なことでも、すぐにドラえもんを頼ります。

ただし、あやとりと射撃に関しては、抜群の才能を発揮します。

一方、ジャイアンは、自己主張が激しく、短気で粗暴。

むしゃくしゃすると、のび太やスネ夫を殴ります。

「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」が口癖。

学校の点数は、平均15点。

「おれはジャイアン」と周囲の迷惑を顧みず、大声で歌うことが多い子供です。

しかし、人情深い一面もあり、憎めないキャラとして描かれています。

 

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のび太とジャイアンに共通する他人への本質的無関心

いじめられっ子、のび太。

いじめっ子、ジャイアン。

そのような対立の構図でとらえていると、見えてこなかった2人の共通項。

それは、本質的に他人に対して無関心ということではないでしょうか?

のび太はすぐにドラえもんに頼ります。

自分でできることでも、ドラえもんがどのような状況にある時でも、困ったと感じた瞬間に、のび太は一直線にドラえもんにしがみつきます。

ドラえもんなら、何でも出してくれる、ドラえもんなら何でも実現してくれる。

ひ弱そうに見えるのび太ですが、ドラえもんへの依存は揺らぐことがありません。

ジャイアンの場合は、自分の要求を通すために、誰憚ることなく振舞っています。

口癖からも、ジャイアンが他人の思惑を気にすることなぞ無い少年であることは明らかです。

ジャイアンにとって、他人は、自分の利益のために利用する対象でしかありません。

のび太はADHDの内の不注意優勢型、ジャイアンは多動・衝動優勢型を表しているという理解が一般的です。

衝動性が少ない不注意優勢型は、一見、多動・衝動優勢型とは異なる障害のように受け止められます。

しかし、ADHD当事者がしばしば指摘するように、両者は同一人物の中でも移行しうるものです。

いずれのタイプも対人関係で抱える困難は、「自分の行動の結果がどのように周囲の人に理解されるか」ということが読めないことだと言われています。

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