統合失調症の原因は「ケモカイン」だったのか?

統合失調症は発症率が100人に1人近くです。

高い発症率にもかかわらず

発症メカニズムが明らかに

なっていない統合失調症。

 

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統合失調症の発症とケモカインの機能低下

 

その統合失調症の発症メカニズムを

解き明かす研究成果が2013年の

「米科学アカデミー紀要」に発表されました。

 

統合失調症の発症の鍵を握るとされる

体内物質を発見したのは、

奈良県立医科大学、

滋賀県立成人病センター、

米国ジョンズ・ホプキンズ大学などの

研究グループ。

 

Test-tubes close-up

 

研究グループが今回着目したのは、

患者の約3割が

統合失調症を発症するとされる

染色体異常「22q11.2欠乏症候群」

 

この症候群と同じ症状を示す

マウスの中枢神経系を調べた結果、

脳の海馬や

大脳皮質の神経細胞の分布や発達に

異常があることを確認しました。

 

神経細胞の発達に不可欠なのが「ケモカイン」です。

 

「ケモカイン」は、

細胞が作り出す微量な生理活性タンパク質の1種で、

神経細胞の移動を促す働きをします。

 

研究グループが

統合失調症患者18人の鼻の粘膜から

採取した細胞を調べた結果、

統合失調症患者は

統合失調症を発症していない人に比べて

「ケモカイン」が

減少していることが明らかになりました。

 

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ケモカインが統合失調症の鍵

 

「ケモカイン」や

「ケモカイン」受容体の働きが低下した結果、

統合失調症の症状である

幻覚や妄想が生じると考えることができます。

 

統合失調症の

発症の鍵を握ると見られる

体内物質「ケモカイン」。

 

「ケモカイン」の発見について、

滋賀県立成人病センターの谷垣研究員は、

「発症の分子機構解明や、

患者に応じた治療法の開発につながる」と話しています。

 

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