広汎性発達障害の大人の特徴!ライフステージとは?

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他者の興味や意図、暗黙の決まりごとを汲み取ることが苦手、自分の興味や関心を他者と共有しようとすることが少ないという広汎性発達障害の特徴は、仲間意識が高まる青年期から広汎性発達障害者を孤立させやすくします。

登校拒否の女の子

大人への入り口で顕在化しやすい広汎性発達障害

他者への関心が乏しいからと言って、広汎性発達障害者が何の違和感も抱いていないわけではありません。

逆に、広汎性発達障害者は仲間にうまく適応できないことで、被害感や無力感を募らせています。

被害感や無力感が高じて不安障害や気分障害などを主訴として精神科医療機関を受診する場合が少なくありません。

家庭内暴力や近隣への迷惑行為、社会的引きこもりにつながるケースもあります。

引きこもりが始まる年齢は18~20歳がピークとの報告もあります。

18~20歳とは、ライフステージとしてどのような事柄がある年齢でしょうか?

高校を卒業して進路を決定するのが18歳です。

高校を卒業してすぐに就職する場合には、就職活動は学校が全面的に支援してくれますが、就職したら職場への適応が求められます。

大学に進学した場合には、入学早々カリキュラムを自分で組まなければなりません。

選択科目を幾つどの時間に組み込むかは自分で決めなければなりません。

全員に適応される時間割は無いのです。

決まった教室に終日居ればいいというわけでもありません。

毎時間教室を移動することになります。

授業では板書が減って教員の話が中心になります。

自分で話を聞き取ってノートをとらなくてはなりません。

専門課程ではゼミのメンバーや指導教官との密接な人間関係に直面します。

何かしらの不都合が生じた場合にも、高校までと違って教員が介在して積極的に解決を図ってくれることもありません。

研究計画を自分で決めて論文の作成に取り掛かる準備をするのが20歳の頃です。

→広汎性発達障害2・3歳の特徴について!

引きこもりの可能性も考えられる

いずれをとっても、社会性やコミュニケーション能力、臨機応変の対応が求められる事柄です。

言葉を使いこなす能力が随所で求められます。

他者の意図を理解して状況や文脈を読むことが苦手な広汎性発達障害者は、漠然とした違和感や被害感を抱きやすくなります。

社会への恐怖心が高まって引きこもりが始まると考えられています。

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→広汎性発達障害に特徴的なのはどれか?子供の対応について考える!

二次障害の治療で広汎性発達障害が分かるケースが少なくない

大人になってから広汎性発達障害という事が分かるケースは、少なくありません。

広汎性発達障害が判明するきっかけは、二次障害です。

不安障害、うつ病、適応障害、睡眠障害などが、主な二次障害です。

二次障害の治療のために、心療内科等を受診し、治療を続けるうちに、背景に広汎性発達障害があった事が判明します。

子供の頃から、「自分は周囲の人と違う」という違和感を持ち、「自分は他の人のようにはできない」という失敗体験を重ねているのが、特徴です。

大人になってから広汎性発達障害と判明した人の多くは、二次障害に悩まされている可能性があります。

→広汎性発達障害7〜9歳の特徴について!

合わない仕事に就いた事が病院を受診するきっかけというケースが多い

大人になってから広汎性発達障害だと診断された人の多くは、仕事でトラブルを抱えているのが特徴です。

営業職のように、会話スキルや対人スキルが必要とされる仕事に就いた場合、問題を抱えるようになります。

営業職は、スケジュールも固定されていないため、広汎性発達障害の人には、仕事をうまく組み立てる事ができません。

仕事でトラブルを抱え、病院を受診するケースが、少なくありません。

広汎性発達障害の人は、パターン化されたものを好むのが特徴です。

同じ作業を繰り返すルーティンワークで強みを発揮します。

障害の特性に合った仕事に就くと、能力を評価されます。

発達障害者支援センターや地域障害者職業センターなどに相談して、仕事探しを進めるようにしましょう。

→広汎性発達障害5・6歳の特徴について!


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