自己愛性人格障害の特徴!治療方法や恋愛観!末路や弱点について

夫婦

ありのままの自分を愛することができない自己愛性パーソナリティー障害。自分は特別で偉大な存在でなければならないと思い込んでいる点に大きな特徴があります。

そのため、他人に教えられるのが苦手です。叱られるのはプライドが許しません。非難に弱く、非難から逃れられないと悟ると、すべてが台無しになったという思いに駆られて激しく落ち込みます。

非難によって自分の欠点が暴露されることを恐れ、引きこもることもあります。輝かしい成功への空想を巡らせる自己愛性パーソナリティー障害。

思い通りに行かないと、自分の才能や能力に嫉妬した他人の妨害のせいで挫折したというような被害妄想を抱きやすいと言われています。

他者から嫉妬されていると考える一方、自己愛性パーソナリティー障害の人は、友人や知人の成功や幸せに嫉妬します。自己愛性パーソナリティー障害の人には、他にも次のような特徴があることが知られています。

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自己愛性人格障害が治しにくいといわれる理由

自己愛性人格障害が治りにくいのは、病気を自覚しにくいという理由があります。自己愛性人格障害は周囲からの批判や忠告をほぼ受け入れません。彼らは自分以外の人間はすべて劣っていると思い込んでいて、自分だけが正しいと思っているのです。ですから、「病院に行った方がいい」なんて言われても、素直に従うわけがないのです。

そして、もし病院に向かわせることができても、自己愛性人格障害は医師の話もまともに聞きません。彼らは専門的な知識を持った医師よりも、自分の方が偉くて知識があって優れていると思っているので、治療のために一緒に努力するという意識がありません。

そのため、治療に必要なプライベートの情報(例えば、本人の失敗談など)を隠そうとしたり、治療よりも治療者を言い負かすことに夢中になってしまって、本来の治療の目的を見失ってしまうことも少なくありません。

また、最終的に医師の評価を下げ、治療に来なくなったり病院を転々としたりするせいで、治療が遅れる傾向にあります。

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自己愛性パーソナリティー障害の特徴と克服への道

1.自分には、世間の人が気付いていない才能や優れた点があると思い込んでいる

2.大成功をして有名になったり、理想の恋人と出会うことを夢見ている

3.自分は特別な人間だと思っている

4.自分を賞賛してくれる取り巻きを求める

5.自分が望むことはたいてい聞いてもらえると思い込んでいる

6.欲しいものを手に入れるためなら、他人を利用したり言いくるめたりすることに抵抗は無い

7.自分勝手で思いやりが無い

自己愛性パーソナリティー障害の人は、対等な人間関係を築くことができません。自分を賞賛してくれる人間を求めます。また有能感は強いものの、裏付けとなる能力は欠けていることが多く、現実問題の処理は苦手とします。

自分の代わりに現実問題を処理してくれる相手を求め、現実問題を処理してくれる人間に依存します。

賞賛を送ってくれるか現実問題を処理してくれる相手以外の人間は切り捨てます。

自己愛性パーソナリティー障害を克服するには、対人関係の偏りを克服することが大切です。賞賛を送ってくれるわけでも現実問題を代わりに処理してくれるわけでもない人と協力することを学ぶことが、自己愛性パーソナリティー障害を克服する第一歩と言えるでしょう。

チームプレーが必要とされるスポーツや活動を始めるのは良いとされています。自己愛性パーソナリティー障害の人は、自分の価値を確認するために常に他者の存在を必要とします。

自己愛性パーソナリティー障害の人の9割以上は、友人と同居していたり恋人と同棲しているとの報告もあります。

一人でできる趣味やストレス発散法を持たず、一人で有意義な時間を過ごすことができません。自己愛性パーソナリティー障害の克服には、自分一人の時間を充実させる試みも不可欠です。

チームプレーが必要な活動をする中で謙虚に他人の教えを受けるようにすること、一人の時間を充実させる試みを通して他人の言葉に耳を傾けるように努めることが、自己の再構築に必要です。

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自己愛性人格障害の治療

自己愛性人格障害の治療には精神療法と薬物治療を並行して行うのが一般的です。精神療法では他人への共感や本来の自己評価を正当に行えるように、肥大化した自分をそぎ落とし、等身大の自分を改めて見つめ直さなければなりません。

これは自己愛性人格障害の人にとって大変な苦痛であり、ときに抑うつ状態や強い不安感が生じます。これを抑えるために安定剤や抗うつ剤が処方されることがあります。

自己愛性人格障害の治療でいえるのは、これは薬を飲めば短時間で治るような病気ではないということです。そもそも病気というよりは、幼少期から現在に至るまで、本来獲得しなければならなかった「愛情」が一部(あるいは全体的に)欠落して起きているので、治療には時間がかかります。

何より治療で最も大切なことは、本人が治そうと自覚し治療に取り組むことです。

 

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